林業用作業道沿いの法面に対し、崩落が懸念されたため、植生による保護が望まれた。
土壌硬度30mm程度の硬質土壌法面であり、また勾配も6部程度と急勾配であった。
高い土壌硬度の法面に対し、植生基材吹付工と同等の植生マットであるシロクマットの使用を提案致しました。
更にラス金網を併用することで、急勾配の法面に対するマットの密着性を補助し、冬期に予想される積雪への対応力を向上させることを推奨しました。
小面積であり、作業道沿いの限られた空間での作業が想定される当現場では、大型機械を使用せず、人力により施工可能なシロクマットの使用が、特に有効的であると考えられます。
長野県埴科郡坂城町