ロンタイ国内産種子とは

ロンタイ国内産種子とは

国内で栽培または自生種を採取した在来種です。
自社で採取、精選から発芽試験まで行っております。
現在、3種類の国内産種子を取り扱っており、ロンタイのほぼ全ての製品に配合することができます。品質証明書の発行も可能です。配合や在庫等の詳細は、お近くの支店・営業所までお問い合わせください。

国内産種子は採取量に限りがございますので、種子のみでの販売は承っておりません。
国内産種子配合の製品としての販売となりますので、ご了承ください。

ススキ(イネ科)

ススキ(イネ科)

草種名 英名:Japanese plume grass
学名:Miscanthus sinensis
生育特性 多年草
生育型 株状型(短い地下茎を持つ)、深根性
草高 80~200cm、長草系
適応土壌区分 砂質土への適応:良
粘性土への適応:良
特徴 生長期間:4~11月

チカラシバ(イネ科)

チカラシバ(イネ科)

草種名 英名:Chinese fountaingrass
学名:Pennisetum alopecuroides
生育特性 多年草
生育型 株状型、深根性
草高 60~70cm
適応土壌区分 砂質土への適応:良
粘性土への適応:可
特徴 日当たりが良い場所を好む

ヨモギ(キク科)

ヨモギ(キク科)

草種名 英名:Mugwort
学名:Artemisia princeps
生育特性 多年草(一年以上生存の草種)
生育型 地下茎型、浅根性
草高 50~150cm
適応土壌区分 砂質土への適応:良
粘性土への適応:良
特徴 生長期間:2~10月

ロンタイ国内産種子の取り組み

「国内産種子で緑化」の選択肢

ロンタイでは、早期緑化による法面保護の観点から、イネ科牧草を中心とした種子配合での緑化をおすすめしております。イネ科牧草は生育が早く、早期に法面を緑化することができます。早期に植生を成立させることで、法面の侵食をいち早く防ぐとともに、植物が生育しやすい環境を整え、その地域にもともと生育していた植物が戻ってきやすい状況を作るためです。

一方で、場所や条件によっては、外国産種子ではなく国内産種子で緑化したい、という需要が高まっています。しかし、国内産種子は、供給の面で課題が大きく、ニーズに対して充分な対応が取れていない状況でした。

そこで、ロンタイは、これらの課題に対応するため、自社採取の国内産在来種による緑化への取り組みを進めてきました。地域の生産者様と連携し、国内で栽培もしくは自生している在来種を自社で採取し、精選しております。

今後も、緑化の選択肢のさらなる多様化に向けて、ロンタイは国内産種子の取り組みの強化に努めてまいります。

地域の農家様と連携して、国内産種子の栽培や採取を行っています

地域の農家様と連携して、国内産種子の栽培や採取を行っています地域の農家様と連携して、国内産種子の栽培や採取を行っています

近年、農業従事者の高齢化や後継者不足による農業人口の減少により、農地が耕されずに放置された「耕作放棄地」が全国で増加しております。

ロンタイでは、国内産種子の生産を農家様に委託し、耕作放棄地を活用した国内産種子生産への取り組みを進めております。また、自生する国内産種子の採取や精選作業は、地域の皆様、農家の皆様と連携して行っております。

国内産種子の活用が、地域資源の利活用だけでなく地域活性化に向けた糸口につながるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

国内産種子には、ワラがいい!!

国内産種子配合×ワラ製品で植物の生育促進!

国内産種子には、ワラがいい!!

在来種は一般的に、牧草種と比較して生育が遅い傾向があります。生育に時間がかかると、その間の法面侵食の危険性はもちろん、土壌の乾燥や温度変化、土壌中の肥料分の流失などにより、植物の発芽や生育に影響を及ぼす可能性があります。

そこで、国内産種子の緑化には、ワラを使用した製品をお勧めしております。被覆材としてのワラには、侵食防止・保水・保温効果があります。植生成立までの法面の侵食を抑え、保水・保温効果で発芽前の種子を保護して発芽不良を防ぎます。また、ワラ1本1本の間に適度な隙間があることで、現地植物の飛来種子捕捉も期待できます。

さらに、ワラは土中の微生物によって分解され養分に変わるため、植生成立後も植物の生育環境に貢献します。

まさに、ワラ製品は国内産種子配合にぴったり!さらに、バリエーションも豊富なため、現場の状況、ご要望に適した製品をお選びいただけます。

ロンタイのワラ製品

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