種子無し配合が前提の現場で、設計が植生基材吹付工(厚み3cm)です。施工目的は、地域植物が自生するための 生育基盤の造成です。しかし、現場はイノシシ等が出る場所なので、施工後に生育基盤材の剥離や侵食が起こりそうで 不安です。何か他に良い工法はありますか?
大部分が盛土法面(礫混じりの砂質土)であったため、現状の土質を活かした工法でも植物が生育できると 判断しました。保水性と侵食防止効果の高い、「ロンケットモスアナ」の種子無し配合を提案しました。 1年4ヶ月経過しましたが大きな侵食もなく、周辺と違和感のない景観に近づきつつあります。
滋賀県犬上郡多賀町