切土法面に霜柱(15~20cm)が起こり、表土がボロボロと崩れます。当初設計の種子散布工で緑化が可能でしょうか。
現場地域:熊本県阿蘇市
土壌硬度:19~21mm
法面向き:北向き
pH:6.8
法面勾配:1割
標高:約200m
種子散布工では種子・肥料が霜柱により浮き上がり、流れ落ちて発芽不良を起こす恐れがありました。
植生マットであればシート・肥料袋部に種子・肥料がついているため、流出の心配が少なく確実な緑化が可能です。
そのため、種子吹付工からダブルロンケットアナコンダI-40に設計変更し、確実な法面緑化を実現しました。
熊本県阿蘇市