高速道路造成地の切土法面で、これまでは繊維ネット併用客土吹付工を施工し、緑化を行ってきた。
しかし、法面の一部から湧水が発生しており、吹付基盤材の流出が懸念される。
湧水発生箇所でも緑化出来る工法は無いか?
キルケット M-10を提案いたしました。キルケットシリーズの製品は、弊社の他の製品と比較して水に強い構造となっており、更に製品内を水が通る(排水機能を持っている)特長があります。
このような特長から湧水に対応出来る可能性があると考え、試験的に施工を行ったところ、湧水発生箇所でも順調な発芽生育が見られました。
尚、今回の法面は一部硬質な部分があったため、基材袋を装着したタイプであるキルケット M-10を選択しています。
福岡県豊前市