よくあるご質問

強酸性・強アルカリ性土壌について教えて下さい。

一般に弱酸性から中性が、植物の生育に最も適しているといわれています。この理由として、養分元素の有効性がpHによって変化するということが指摘されています。強酸性条件下ではP(リン)、K(カリウム)、Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、Mo(モリブデン)などの有効性が低下し、アルカリ性条件下ではFe(鉄)、Mn(マンガン)、Zn(亜鉛)、Cu(銅)、Co(コバルト)などが不溶性の水酸化物を生成して有効性が低下することが知られています。また、強酸性条件下ではAl+3(アルミニウムイオン)が水に溶け出し、植物に過剰に吸収されて生育障害を引き起こすといわれています。

参考文献 環境緑化工学

土壌酸度がpH4~8以外では吸着や中和処理、排水または遮水対策の検討を行った上で、使用する植物と施工法を検討して下さい。

参考文献 道路土工-切土工・斜面安定工指針

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